今回は、「機動戦士ガンダム」第44話からガイアのセリフです。
ガイア、マッシュ、オルテガの三人は、ガンダムにジェットストリームアタックをかけます。
目くらましをするガイアのドムの背後から現れてバズーカを撃つマッシュのドム。
しかしガンダムは、ガイアのドムを踏んづけてバズーカをかわしてしまいます。
このセリフは、ガンダムに踏み台にされたガイアが驚きながら言ったものです。
オリジナルの使われ方を確認
「・・・来る! ・・・しまった!」
「ああっ! 俺を踏み台にした?」
機動戦士ガンダムより
このセリフの使い方(初級編)
このセリフは、他人に騙されて利用された時などに使いましょう。
例えば、野心家の男に騙された社長令嬢の場合・・・
「いきなり離婚しようだなんて、一体何を言っているの?」
「君と結婚したのは、○×商事の社長の座につくためだ。
社長に就任し、お義父様も亡くなった今、君に利用価値はないよ。」
「全ては計算づくだったなんて・・・。私を踏み台にした!?」
このセリフは使い所が難しいと思うので、チャンスを逃さず上手に使ってください。
直撃的使い方(上級編)
さて、最後は自分を切り売りする「直撃」的使い方です。
かれこれ四年前、俺は当時していたバイトに好きな女のコ(以後、A子)がいました。
そんな俺を応援してくれたのが、同じバイトの男友達(以後、B男)でした。
B男は、A子の女友達から、A子に彼氏がいないことを聞き出してくれましたし、俺がA子のことで悩んだ時は、いつも相談に乗ってくれました。
そんなある日、俺はバイトの先輩から衝撃的な事実を聞かされました。
「お前、A子のことが好きなんやろ?
B男もA子のことを狙ってるらしいから、気をつけた方がいいぞ。」
「・・・マジすか( ゚Д゚)!?」
何と、俺は相談に乗ってもらっていたつもりで、ライバルに自らの手の内をバラしていたのか!
B男! 謀ったなB男!
しかも、「nazme03がA子のこと好きらしいんだけど、A子って彼氏いるのかな?」と、俺の名を使って自分に有益な情報を聞き出していたとは!
俺を踏み台にした!?
その話を聞いて以降、俺はB男とほとんど口を聞かなくなりました。
それから一週間程たったある日、B男が俺に話しかけてきました。
「ちょっと話したいことがあるんだけど、今夜お前んちに行っていい?」
・・・何を話したいのかは、分かっています。
自分もA子が好きだと言うことを、きちんと俺に言いたいのでしょう。
俺はB男に対する不信感から、一週間無視を決めこんでいましたが、B男がきちんと話してくれたら全てを許そうと思いました。
もし逆の立場だったら、俺も同じことをしたかも知れないですし。
これからは、正々堂々と勝負だ!
そして、その夜。
俺 「よく来たな。で、話したいことってのは?」
B男「・・・実は俺、先週からA子と付合い始め・・・」
俺 「ここからいなくなれぇぇぇヽ(`д´)ノ」